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節約よりも生活水準を下げると決意する方が支出を減らせる。


 少しばかり大げさですが、「節約」というよりも、「生活水準を下げる」と決意する方が支出(出ていくお金)を減らせます。特に、もしあなたが、手際のように気に入った商品をリピートするタイプなら、この決意は支出を減らす効果大です。

 あなたは今、どちらも節約でしょう?と思われましたか。手際は、そこをあえて区別することにしました。
「節約」は、普段買っているものをいつもより安く買うこと。
「生活水準を下げる」とは、普段買っているものとは別の、もっと安い物を買うこと。

 例えば、いつも飲んでいる100g1,000円のお茶が特売で600円だったから買う、というのが節約。100g1,000円のお茶を買うのをやめて、(もともと)100g600円のお茶に変える、のが生活水準を下げること。新潟県産コシヒカリを別銘柄のもっと安いお米に変える(もともと贅沢しすぎ?)。自然食品の宅配から、ネットスーパーの配達に変える(もともと贅沢しすぎ?)。
 特別な時以外、家族で外食をしない。昼も会社に弁当持参。もっと大きな金額では、自動車を手放す、大きな車から小さな車に買い替えるなど。
 手際は、どうしても今すぐ読みたい本や応援したい作家でない限り、新品の本を買うのをやめて、中古の本で済ませることにしました。本の場合は、同じ物を安く買うとも言えますが、新品ではなくて中古ですし、そもそも再販制度(どこでも定価で売られている)で新品の安売りがほとんどありませんので。

 もちろん、楽しみやこだわりを全部あきらめるわけではありませんので、ご安心を。例えば、自然食品の宅配から、ネットスーパーの配達に変える場合。確かに、自然食品の宅配では、こだわりの調味料がずらりと揃っています。美味しいですよね。ネットスーパーは近くのスーパーの配達ですから、同じものが買えるとは限りません。有機栽培の原料だけで作られているこだわりの調味料は、売っていない可能性が高いです。それでも、「化学調味料無添加・保存料無添加」が譲れない線だとしたら、ふりかけ、焼肉のたれ、コンソメなどなど、案外いろいろ買えます。「国産大豆・遺伝子組み換えでない・消泡剤無使用」の豆腐も手ごろな値段で買えます。
 むしろ、近くのごくありふれた全国チェーンのスーパーに卸して頑張っているメーカーを応援したいくらいです。

 本だって、中古の本屋にも、あなたが気に入ってチェックしたくなる棚がきっと見つかります。仕事用のビジネス書も、同じような職種の人が一気に手放したのか、読みたい本がずらりと並んでいて数冊選ぶのに苦労することだってあります。
 ただし、中には中古本特有の臭いがする本があるので要注意です。必ず臭いを確かめる手際です。

紅茶・ふりかけ
 (駅前のスーパーで買えたふりかけと、どうしても変えられなかった紅茶です。)

 では、支出を減らす4ステップです。

ステップ1 現実を直視する

 自分のどうしても譲れない線はどこなのか、買い物をする前に考えておきます。生活水準を下げるのだからと、「安い」だけで買ってしまうと、すぐ壊れたり使えなくなったりして「安物買いの銭失い」になるだけではありません。最悪、買った物を使わない、買った服を着ない、ということもあり得ます。そればかりか、無茶なダイエットと同様、極端に買うものを変えるとリバウンド(ずいぶん我慢したのだから、ご褒美にこれくらい買ってもいいんじゃない?)してしまいます。
 それから、なぜ支出を減らそうとしているのか、自分なりの理由を考え、支出を減らすことを強く決意することも効き目があります。
 あなたは、家計簿をつけていますか。いえ、たとえ家計簿がなくても、通帳の残高を見ればわかりますね。もし、収入(入ってくるお金)よりも支出(出ていくお金)が多くて預金の残高が減る一方なら、支出を減らすことは至上命令です。なぜなら、今後収入が増えないかぎり、将来に借金生活が待っていることになりますから。他にも、住宅ローン、子供の学費、老後の生活費など、いま現在の支出を減らしたい理由は人により様々ですが、自分にとって切実な理由なら生活水準を下げる決意も固くなります。

ステップ2 まず、1つだけ変えてみる

 ステップ1で固く決意したのであっても、あれもこれも1度に全てを変えてしまうと、なかなか長続きしません。ステップ1の「安いだけのものを選ぶ」ことと同様、リバウンドしてしまいます。変えるものを、まず1つだけ選びます。小さな金額のものでもいいのです。じっくり考えて1つだけ選びます。
 ただし、1つ決めたら、それをすぐに試してみます。決めたら即、行動です。

ステップ3 変えたままで、しばらく様子を見る

 変えたら、そのまましばらく続けます。1か月間だったり、使い切るまでの間だったり。食品なら、その味に慣れるかどうか。それとも、どうにも馴染まない味なのか。日用品なら、使い勝手はどうか、この香りはどうか、見た目はどうか。たとえ変えた直後に違和感があったとしても、しばらく続けます。

ステップ4 続けるか、やめるか決める

 しばらく続けてみて、どうしてもつらかったら、それはあきらめます。もう少し値段の高いものに変えて試します。または、同程度の値段で別のものに変えて再挑戦します。
 お茶やお酒といった嗜好品は、必需品でない上に比較的値段が高く支出を減らすにはもってこいですが、意外と変えるのが難しいです。手際はお酒は飲めませんが、紅茶の銘柄が変えられず、しばらく他を試したものの結局元に戻しました。休日朝だけの贅沢です(平日はお手軽なティーバック)。緑茶も実家からどっさり送られてくるお茶っ葉がきれると、途端にあたふたします。(いったい、いくら出せばいつものお茶の味になるのか?)
 調味料では、味噌が変えられませんでした。手際にとって、毎日の味噌汁の味は幸せの源(おおげさ?)です。
 ティッシュペーパーは、小さいサイズのスーパーのプライベートブランドでも何ら問題なしでした。続けて買うことにしました。
 喫煙習慣のある人にとって、タバコの銘柄を変えるのは難しそうですね。手際はチョコレートの「アルフォート」中毒で、冷蔵庫に常にストックしています。チョコレートもいろいろありますが、変えられませんでした。

 1つ続けて買うことに決めたら、または、変えないで元に戻すと決めたら、ステップ1に戻り、2つめを変えます。
 この4ステップの繰り返し、じわじわ効いてきますから、ぜひお試しあれ。


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1968年生まれ。会社員(ワーキングマザー)です。

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