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時短家事のコツ。2S(整理・整頓)が家事を簡単にします。

 2S(ニエス)とは、「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」の頭文字をとった言葉です。2つの「S」で2Sです。2S(整理・整頓)は、地味ですが時短家事の効果絶大です。なぜなら2Sをすれば、日々のちょっとした時間のムダがなくなり、家事の効率が上がるからです。使いたいものを、使いたいときに、さっと取り出せるようになるのです。

 あなたは、こんなことがありませんか。子供の学校の提出書類を探すのに、何分もかかる。(あれ?この書類の山のあたりに置いたのは間違いないはずだけど。)伯母からお中元をいただいた、礼状を書こう。(確か、ハガキと切手はここにあったはず?)納戸の引き出しの一番奥に何があるのか、すぐに答えられない。(なんと奥から、液漏れした単2乾電池が出てきた!)自宅や会社の玄関前で、ドアを開けようとしてバッグからさっと鍵が取り出せない。(おかしいな?バッグの中にあるのは間違いないのに。)

 一つひとつの時間のムダは、ちょっとしたことにすぎません。けれども、毎日のちょっとした時間のムダを取り除くことで、家事がぐんとはかどります。
 
 ところで、整理整頓といっても、2Sは、ただきれいに揃えて並べ直すことではありません。
「整理」とは、不要なものを捨てることです。
「整頓」とは、必要なものを決めた場所に置き、必要なときにいつでもすぐに取り出せるようにすることです。
 しかもこの2S、「10日で片付く!」とか、「1週間で片付く!」とか、「3日で片付く!」という片付けではありません。2S(整理・整頓)は習慣にすることで、だんだんと時短家事の効果が出てくるのです。

 あなたが2S(整理・整頓)をするとして、家族のもの・部屋には手を出しにくいかもしれません。それでも、例えばあなたが主婦なら、玄関、リビング、キッチン、洗面所、風呂場、トイレ、(あるのなら)自分の部屋、このあたりはあなた自身が管理していませんか。ここだけでも2Sをすれば、時短家事に効果大です。

 一番取りかかりやすいのは、キッチンの冷蔵庫ですが、もちろん、あなたの好きなところから始めてください。ただし、一度に家中の2Sを済ませようと張り切りすぎると長続きせず、たとえ首尾よく全部の2Sが完了したとしても、リバウンド(あんなに捨てたのに、また物が増えている!)してしまう可能性大です。
 もちろん冷蔵庫の2Sも、(なにしろ冷蔵庫だけですし)一度に全部できればそれに越したことはありません。けれども、時間がなかったり、冷蔵庫いっぱいに食べ物が詰まっているのなら、冷蔵庫全部を一度に2Sしなくてもいいのです。冷蔵室と冷凍室を別々の日にしたり、冷蔵室もドアポケット、野菜室、それぞれ別の日に2Sするのでもいいのです。

 とにかく、2Sを始めること・行動を起こすことが時短家事への第一歩です。

バッグと鍵
(バック前面のファスナー付きポケットを2Sして、鍵だけをここに、鍵はここにだけ、入れることにしました。) 

 それでは、2S(整理・整頓)の4ステップです。

ステップ1.「整理」に取りかかる前に、どこで「いるもの」と「いらないもの」を区別するのかを考えておく。

 「整理は捨てることだ」とばかりに、やみくもに収納場所から物を引っ張り出しても、捨てるかどうか迷ったあげく、またもとに戻すことになりかねません。2S(整理・整頓)に取りかかる前に、自分がどこで「いるもの」と「いらないもの」を区別するのかを考えておきます。

 例えば冷蔵庫の2Sだったら、「今、食べられるかどうか」、「今後、食べるかどうか」で区別します。この区別は、おそらく誰でも同じでしょう。
 洋服だったら、1年以内に着たかどうかで区別、というルールが有名です。

 ただし、どこで区別するかのは、自分のことですから自分の好きなように決めてかまいません。いえ、むしろ、自分で決めた方が2Sが長続きします。他の人の決めたルールで捨ててしまって後悔していたら、2Sが続きません。
 迷ったら「いるもの」にするでも、迷ったら「いらないもの」にするでも、お好きなように。区別する基準を徐々に変えることも含めて、自分で決めていいのです。
 ですから、気軽に決めてステップ2に進んでください。

ステップ2.「整理(不要なものを捨てる)」します。

 いよいよ「整理」です。ステップ1で考えておいた基準で、「いるもの」と「いらないもの」を区別して、「いらないもの」は捨てます。

 ステップ1で、冷蔵庫の2Sは、「今、食べられるかどうか」、「今後、食べるかどうか」で区別をすることにしました。ドアポケットの使いかけ調味料は、賞味期限が切れていませんか。賞味期限が切れていたら、「今、食べられない」ので捨てます。目新しさでつい買ってしまった調味料、使ってみたら想像した味と違ったからもう使わないだろう。でしたら「今後、食べない」ので、捨てます。冷凍庫で冷凍焼けしたお肉、味が落ちて食べられなさそう。これも、「今、食べられない」ので捨てます。

 とうでしょう、ステップ2でものが減ってスッキリしてきましたか。

ステップ3.「整頓」の前に、「何が」「いつ」「どのくらい」必要なのかを考えておく。

 「必要なもの」が何なのか、それを「いつ」「どのくらい」使うのか。これを考えておかないと、ものの定位置を決めることができません。

 例えば、今が真夏で、必要なものがアイスだったとします。そこで、冷凍庫の整頓に取りかかるとします。整頓の前に、アイスの「いつ」と「どのくらい」を考えておきます。
 「いつ」かといえば、子供はアイスを毎日のように風呂上りに食べます。
 「どのくらい」かといえば、(毎日のように食べるので)毎週箱入りアイスをまとめ買いしています。
 
ステップ4.「整頓(必要なものを決めた場所に置き、必要なときにいつでもすぐに取り出せるようにする)」します。

 では「整頓」です。ステップ3で考えておいた基準で、必要なものを決めた場所に置き、必要なときにいつでも取り出せるようにします。

 ステップ3の冷凍庫の整頓。このアイスは、冷凍庫の一番手前に、先に買ったアイスの箱を封を切って立てて置き、その奥に後から買ったアイスの箱を封を切らずに立てて置くことにします。こうすれば、先に買ったものから順に迷うことなく、食べることができます。
 定位置には「頻繁に使うものを、手の届きやすいところに」ということ以外、正解はありません。あなたの考えた基準で置き場所を決めます。
 冷蔵庫でも、頻繁に出し入れするものは取り出しやすいところに定位置を決めますが、これとて、人それぞれです。例えば、野菜室の場所。友人たちや同僚にきいたところ、野菜室真ん中派と一番下派が半々でしたし、皆、それぞれ野菜室の場所にはこだわりがあるようでした。小柄な友人は、冷蔵庫の一番上の棚が、見えにくく、手が届きにくいと言います。手際にとって冷蔵庫一番上の棚の左側は、常備しているアルフォート(チョコレート)の定位置です。

 最後にもう一度。2S(整理・整頓)には終わりがありません。2Sは続けてこそ、時短家事効果が大きくなります。でも、安心してください。だんだんと、「整理」するのに慣れ、「整頓」のちょっとした工夫も楽しくなってきますから。
 毎日が無理でも、是非、あなたのスケジュールに2Sを組み込んでください。
大げさなことでなくていいのです。手際はネットスーパーで週に一度のまとめ買いをしているので、毎週ネットスーパーで食品が届く前にざっと冷蔵庫の2Sをしています。

 一か所2Sのペースが出来てくると、だんだんと他の場所も2Sをしたくなってきます。家事の効率が上がり、家事が簡単になってきます。

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1968年生まれ。会社員(ワーキングマザー)です。

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