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宅浪のサクラ、ゼロからの政治・経済。「夜警国家」に苦戦。

 今年、友人のお子さんであるサクラさんの勉強をみている手際です。サクラさんは自宅浪人(宅浪)で地方国立大を受験予定です。二次試験科目の小論文と実技以外は、基本的に独学です。

 「政治・経済(政経)」は今年、現役での受験で使わなかっただけでなく、高校時代に授業すら受けていないサクラさん。参考書は『センター試験 政治・経済 集中講義』を使用。ほか、友達から譲り受けた教科書と資料集などを使って、ほぼゼロ(中学の「公民」で覚えていることもある)から独学で勉強すること1週間。苦戦していました。
 
 サクラさん:政経なんですけど、(参考書のほかに)教科書も読んでいるんですが、言葉がよくわからないです。

 手際:例えば、どんな言葉がわからないの。

 サクラさん:「4.人権保障の発達」のところだと、「夜警国家」、「批准」とか。

 手際:夜警国家ということは、ひょっとして「夜警」の意味が分からないのかな。「夜警」は夜の警備のことだよ。家の玄関も夜は鍵をかけるでしょ。夜の警備だけをするような、国があれこれ手出ししないのを夜警国家っていうんだよ。
 批准は「ひじゅん」と読むよ。条約にサインして、ほかの国と同じルールの仲間になるってことだよ。

 という、具合です。「夜警のバイト」など、大人なら「夜警」(「昭和の言葉」の可能性もありますが)自体がわからないということはありませんが、そこは、まだ社会経験の乏しい受験生。大人からみて、意外な言葉で「もやもや」していることがわかりました。
 大人なら過去にリアルタイムで経験していることも、政経には出てきます(郵政民営化は小泉政権、など)。大人にとっては経験の記憶でも、受験生には単なる知識の記憶。「受験生たるもの、何事も自分で調べて学ぶべし」という態度も立派ですが、直接、大人から話をきいて知識を肉付けするのもいいですよ。エピソードが伴うと、記憶が強化されますからね。
  
 サクラさんの名誉のために付け加えると、先ほどの「4.人権保障の発達」も、「実力テスト・センター試験実践演習」は正解しているとのこと。参考書が良くできているということでしょうか。たとえ多少の「もやもや」があっても重要語句は記憶に残るので、問題は解けるそうです。

 とはいえ、ゼロからの政経です。1時間ほど駆け足で、サクラさんに疑問点をどんどん挙げてもらい、それに手際が答える形で勉強を進めました。
 来週も政経に時間を割く予定です。

 

 それでは「修正版」、(基本)独学・「政治・経済」の4ステップです。

ステップ1 『センター試験 政治・経済 集中講義』を1テーマ読む。

 効率第一ですすめます。教科書ではなく、いきなり参考書を読みます。
 各テーマ、1ページ目から3ページ目までが講義です。1・2ページは、見開きで要点が整理されています。3ページめの「ここがセンター試験のツボだ!」に、さらにポイントを絞った説明があります。

ステップ2 わからなければ教科書を読む。

 ステップ1でわからなければ、そこではじめて教科書の該当ページを読みます。

ステップ3 『センター試験 政治・経済 集中講義』の問題を解く。

 各テーマ、4ページ目にはテスト問題が載っています。ステップ3で、それを解きます。
 
ステップ4 間違えたら、解説・講義部分と教科書を再度読み、しっくりこなければ質問する。

 ステップ3で問題を解いたら、問題のすぐ横に解答が載っていますので答え合わせをします。解説も読みますが、参照ページが未習部分のページだったら1周目は参照しません。
 わからなかったら、講義のページや教科書も読みます。

 そして、それでもわからなければ遠慮しないで質問します。

 独学もさまざま。たとえ今、予備校・塾に通っていなくても、学校の先生や友人、身近な大人など、あなたの置かれた環境をフルに活用ししましょう。

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手際良子

Author:手際良子
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1968年生まれ。会社員です。総務部で総務や経理の仕事をしています。

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