SBI証券でiDeCoイデコ。年払いにするなら、ここに注意。
- 2018/07/05
- 23:05
SBI証券で個人型確定拠出年金(iDeCoイデコ)を運用しています。
節税重視で運用商品に預貯金を選ぶなら、イデコは年払いがお勧めです。
年1回の拠出なら年間の手数料が871円ですむからです。
SBI証券の場合、運営管理機関分は口座管理費用がかかりません。
(楽天証券、大和証券、マネックス証券、イオン銀行もかからないようです。)
年間にかかる費用は、国民年金基金連合会分の103円と信託銀行分の768円だけです。
ただし年払いには、いくつか気を付けたいことがあります。
【1】金額や支払回数を変えられるのは、1年(1~12月)に1回限り。
今年と翌年とで、内容が違う場合、「年1回の掛金額変更を申し出済み」とみなされ、翌年は掛金額の変更はできません。
ですから、よく考えて金額を決めます。
「加入者月別掛金額登録・変更届」は、「当年の掛金額の指定」と「翌年以降の掛金額の指定」の欄があります。同じ月に同じ金額を書くなら問題ありません。
加入後に納付回数を変更する場合、(変更なので当然ですが)翌年以降の月ごとの掛金は、今年とは違う金額です。
ちなみに変更の場合、SBI証券は、親切に翌年以降の欄にも印字して送ってくれます。

(加入者月別掛金額登録・変更届)
【2】前払いではなくて、後払い。(後払いですから当然ですが、前納の割引はありません。)
年1回、1年分を集中して納付するなら、11月までをゼロにして12月に1年分の限度額を全額納付することになります。
ただし、12月に1年分全額納付で、年末調整の対象になるのかは、必ずコールセンターで確認を。
会社員なら、会社で年末調整するのが簡単・確実でお勧めです。
もちろん、税務署で確定申告もできます。
手際は先日、回数変更手続きのため、SBI証券のコールセンターに電話をしました。
控除を受けるのに、年末調整を予定していることを伝えると、年2回払いを勧められました。
(切り替えのタイミングが理由なのか、もともと12月1回納付だと払込証明書が出ないのかは不明です。)
【3】運用商品が投資信託だと、高値づかみの可能性あり。時間分散効果(ドルコスト平均法)が減殺されてしまう。
投資信託で運用するのなら、毎月一定額を購入する方がお勧めです。
元本確保の定期預金なら、年1~2回の納付がお勧めです。
【4】掛金の納付は60歳の誕生月まで。それ以降の納付はできません。
例えば、10月生まれの人なら、年1回払いを12月引き落としにしていると、その年の拠出は出来ません(ゼロ円です)。
何月生まれで何月納付かにもよりますが、60歳直前期には毎月払いに戻した方が、満額払い込めます。
あなたが節税効果重視で定期預金を選ぶのなら、年払い(年1、2回払い)がお勧めです。
後払いなのですから、理屈では、手元にお金はあるはず。
もし江戸っ子気質(宵越しの金は持たない)なら、支払をボーナス月にしておきましょう。

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節税重視で運用商品に預貯金を選ぶなら、イデコは年払いがお勧めです。
年1回の拠出なら年間の手数料が871円ですむからです。
SBI証券の場合、運営管理機関分は口座管理費用がかかりません。
(楽天証券、大和証券、マネックス証券、イオン銀行もかからないようです。)
年間にかかる費用は、国民年金基金連合会分の103円と信託銀行分の768円だけです。
ただし年払いには、いくつか気を付けたいことがあります。
【1】金額や支払回数を変えられるのは、1年(1~12月)に1回限り。
今年と翌年とで、内容が違う場合、「年1回の掛金額変更を申し出済み」とみなされ、翌年は掛金額の変更はできません。
ですから、よく考えて金額を決めます。
「加入者月別掛金額登録・変更届」は、「当年の掛金額の指定」と「翌年以降の掛金額の指定」の欄があります。同じ月に同じ金額を書くなら問題ありません。
加入後に納付回数を変更する場合、(変更なので当然ですが)翌年以降の月ごとの掛金は、今年とは違う金額です。
ちなみに変更の場合、SBI証券は、親切に翌年以降の欄にも印字して送ってくれます。

(加入者月別掛金額登録・変更届)
【2】前払いではなくて、後払い。(後払いですから当然ですが、前納の割引はありません。)
年1回、1年分を集中して納付するなら、11月までをゼロにして12月に1年分の限度額を全額納付することになります。
ただし、12月に1年分全額納付で、年末調整の対象になるのかは、必ずコールセンターで確認を。
会社員なら、会社で年末調整するのが簡単・確実でお勧めです。
もちろん、税務署で確定申告もできます。
手際は先日、回数変更手続きのため、SBI証券のコールセンターに電話をしました。
控除を受けるのに、年末調整を予定していることを伝えると、年2回払いを勧められました。
(切り替えのタイミングが理由なのか、もともと12月1回納付だと払込証明書が出ないのかは不明です。)
【3】運用商品が投資信託だと、高値づかみの可能性あり。時間分散効果(ドルコスト平均法)が減殺されてしまう。
投資信託で運用するのなら、毎月一定額を購入する方がお勧めです。
元本確保の定期預金なら、年1~2回の納付がお勧めです。
【4】掛金の納付は60歳の誕生月まで。それ以降の納付はできません。
例えば、10月生まれの人なら、年1回払いを12月引き落としにしていると、その年の拠出は出来ません(ゼロ円です)。
何月生まれで何月納付かにもよりますが、60歳直前期には毎月払いに戻した方が、満額払い込めます。
あなたが節税効果重視で定期預金を選ぶのなら、年払い(年1、2回払い)がお勧めです。
後払いなのですから、理屈では、手元にお金はあるはず。
もし江戸っ子気質(宵越しの金は持たない)なら、支払をボーナス月にしておきましょう。

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