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国公立、理系の受験生向け。センター古文の参考書と勉強法。

国公立理系で、古文が苦手な受験生向けの勉強法です。
漢文と同様、センターで古文が必須でも、できるだけ時間はかけたくありませんよね。

参考書は『古文入門 読解と演習23』(Z会出版)を使います

 

第1章から第3章までで、23の古文が掲載されています。
時代的に近い近世の文章からスタートして、中世・古代と徐々に時代を遡(さかのぼ)ります

漢文と同じく、音読が基本です。

マークシートに解答

それでは、理系で古文が苦手な人向けの勉強法、『古文入門 読解と演習23』音読の4ステップです。

ステップ1 現代語訳を読む。

別冊に全訳が載っています。
まず、全訳を読んで、古文の内容を頭に入れます。 


1『おらが春』(小林一茶)なら、別冊の2ページの上段に全訳があるので、古文を読む前にまず全訳を読みます。
下に練習問題の答えが載っていますが、練習問題は解かないので気にしないで下さい。

ステップ2 本冊の古文を音読する。

1『おらが春』なら、本冊30ページに古文の本文が載っています。
ふりがなが振ってあり、朱書きで傍注も付いています。
音読しやすい工夫として、句読点だけでなく、分かち書きにされています。

一日1回音読します。

単語や文法の詳しい説明も載っていますが、時間がないので飛ばします(読みません)。

ステップ3 1週間同じ文の音読を繰り返す。

1『おらが春』を1週間、毎日1回音読します。
何度も読んでいると、スラスラ読めるようになり、それにつれ、古文だけで文章の意味が頭に浮かぶようになってきます。

1週間に1つの古文を読み終えるペースで読み進めます。

ラジオ英会話の後、など時間を決めると続けやすいです。

センターで漢文を受ける人は、週に1、2日は『漢文早覚え速答法』の「これだけ漢文」も是非、音読してみてください。
その場合、古文6日と漢文を1日、または、古文5日と漢文2日のペースで、毎日、古文か漢文のいずれかを音読します。


 

ステップ4 翌週は、次の文を音読する。

2週目は2『玉勝間』(本居宣長)です。
やはり、別冊の全訳に目を通してから、本冊の古文を音読します。

前から順に、23まで音読します。

理系は音読だけで十分。あとは学校の授業を大事にしましょう。

『古文入門 読解と演習23』は、単語学習・文法から内容把握まで、基本事項が網羅されています。
実は、文系にもおすすめです。
あなたが文系なら、是非じっくり取り組んでみてください。

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プロフィール

手際良子

Author:手際良子
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1968年生まれ。会社員です。総務部で総務や経理の仕事をしています。
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