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『ワン・シング』自分に問い続ける力。質問が人生を決める。

『ワン・シング』

 

(以下、『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』ゲアリー・ケラー/ジェイ・パパザン著 2014年 SBクリエイティブ株式会社 より、適宜引用しています。)

タイトルを見て、「マルチタスクよりシングルタスク」という内容を予想していましたが、その予想はいい意味で裏切られました。
もちろん、手際の好きな「マルチタスクよりシングルタスク」というような、ライフハックも載っています。

けれども『ワン・シング』が読者に訴える、最も大事なことは「『1つのこと』は何か?」という「的をしぼり込む質問」を自分にし続けることでした。

質問には2種類あります。
「大きな展望の質問」と「小さな的の質問」です。

まず、「大きな展望の質問」に取りかかります。
「大きな展望の質問」は、「私の『1つのこと』は何か?」という問いです。
自分の人生の展望や、進む方向をはっきりさせる質問です。

これに対し、「小さな的の質問」は日々の行動に直結する問いです。
「大きな展望」へと至るには、今、何をするのが最も大事か、という質問です。

そして、どちらの質問も、「的をしぼり込む質問」の形をとります
先の、「マルチタスクよりシングルタスク」というライフハックに通じる質問です。

例えば、

「今週、私が自分の人生の目的を見つける・確信するためにできる、それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか、不必要ななるような『1つのこと』は何か?」
(What's THE ONE THING I can do this week to discover or affirm my life's purpose such that by doing it everything will be easier or unneccesary?)

「今現在、私ができる、それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか、不必要ななるような『1つのこと』は何か?」
(What's THE ONE THING I can do right now such that by doing it everything will be easier or unnecessary? )

という形です。

どちらにも共通する、

「それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか、不必要ななるような『1つのこと』は何か?」

の部分が「的をしぼり込む」質問にとって肝心です。

それから、質問の「質」も大事です。
「大きくて具体的」な質問が優れた質問です。
本書には「半年で売り上げを2倍にするために何ができるか?」という例が出てきます。
売上が2倍でしかも半年の期限があり、大きくて具体的です。

『ワン・シング』の著者によると、「大きくて具体的」な「大きな質問」と「小さな質問」を「的をしぼり込む」形で、自分に問い続けることが人生を決めるのです。

手際は、疲れない程度に、自分に質問し続けることにしました。
もしかしたら、質問が習慣になれば、疲れないのかもしれません。

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プロフィール

手際良子

Author:手際良子
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1968年生まれ。会社員です。総務部で総務や経理の仕事をしています。
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