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ポジティブ・ファーストで、あなたの仕事の生産性が上がる。

 あなたの仕事が何であれ、ポジティブ・ファースト(まず、幸せを感じる)で生産性が上がります。幸せを感じている人の脳は、「幸せアドバンテージ」(幸せの有利さ)を発揮するからです。
 人が幸せを感じているとき、脳からはドーパミンが出ています。このドーパミンには、知能・活力・創造性といった、脳のあらゆる学習機能のスイッチを入れる働きがあるのです。

 前向きな脳は、否定的な脳やストレス下にある脳よりも、ずっと良く働きます。心理学者のショーン・エイカーの調査によると、前向きな状態の脳は否定的な状態の脳より31%生産性が高くなります。営業で37%も成績があがり、医師は19%も早く正確に診断することができるのです。

 ショーン・エイカーによると、脳を前向きに変化させるのには、人に親切にする、毎日新たに3つ感謝し記録する、前向きなことを日記に書く、運動する、瞑想する、の5つが効果的とのことです。
(参考)https://www.ted.com/talks/shawn_achor_the_happy_secret_to_better_work/transcript?language=ja

 さあ、親切を思いついたら、すぐに行動に移しましょう。親切な行動という小さな変化が波紋のように広がり、脳の前向きな変化を創り出します。ポジティブ・ファーストで、あなたの仕事の生産性を上げましょう。

 コップの水
(「コップ半分の水」のこと?いいえ、そうではありません。)

 では、ポジティブ・ファーストの簡単4ステップです。

ステップ1.思いついたら誰かに親切にする。

 道をきかれたら、親切に案内する。
 誰かが褒めていたことを同僚に伝える。
 手が空いたら、急ぎの仕事をたくさんかかえている同僚を手伝う。
 支えてくれる友人に、感謝のメールを送る。
 親孝行する。
 家の前の道路もついでに掃除する。
 すれ違う人に朝のあいさつをする。
 
 どんなことでも、いつでも、思いついたら小さな親切をします。

ステップ2.自分も嬉しくなる。

 ステップ1で、なんだか自分も温かい気持ちになります。ありがとうと言われたり、あいさつが返ってきたら嬉しくなります。ポジティブファースト(まず、幸せを感じる)です。

ステップ3.脳が前向きに変化する。

 ステップ2で幸せを感じると前向きな脳になり、知能・活力・創造性が活発に働きます。脳が「幸せアドバンテージ」(幸せの有利さ)を発揮して、仕事の生産性が上がります。

ステップ4.ステップ1に戻る。

 またステップ1に戻ります。ステップを繰り返して、小さな親切を習慣にします。

 脳を前向きに変化させる行動は、親切だけではありません。けれども、ほかの4つ(3つの感謝、前向きなことの日記、運動、瞑想)と違って、親切は、自分だけではなく相手にも、脳に前向きな変化が起きるところが気に入りました。家族、友人や同僚、たまたま出合った誰かにも、ポジティブファースト(まず、幸せを感じる)で、脳に「幸せアドバンテージ」(幸せの有利さ)が発揮されてくるだなんて、なんだか嬉しくなってきませんか。

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Author:手際良子
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1968年生まれ。会社員です。総務部で総務や経理の仕事をしています。

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