SBI証券でイデコ(iDeCo)を約半年運用。成績と失敗談。
- 2017/09/24
- 05:00
SBI証券でイデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)を始めた手際。これまで加入直後に2、3度ログインしただけで、その後はほったらかしでしたが、約半年ぶりに加入者サイトを見てみました。
何でも簡単に済ませたい手際ですから、イデコを始めるにあたって、当初、給与振込口座の銀行に資料請求していました。そんな手際がSBI証券に決めた理由は、手数料の安さと「ひふみ年金」を取り扱っていることの2つです。もちろん、給与振込口座から掛金が自動引き落としされることは確かめました。
イデコについては、こちらをどうぞ。
「ひふみ年金」を買おうと決意したのは、テレビ「カンブリア宮殿」で「ひふみ投信」が紹介されているのを見たからで0す。「ひふみ投信」のサイトを見てみると、そこにイデコ用商品の「ひふみ年金」が載っていて、販売会社がSBI証券だった、というわけです。
(参考:カンブリア宮殿)http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2017/0216/
(参考:ひふみ年金)https://www.rheos.jp/nenkin/
現在は、「ひふみ年金」、「iFree8資産バランス」、「あおぞらDC定期(1年)」の3つでイデコの掛金を運用しています。運用割合は、ひふみとi8資産が45%ずつ、残り10%が定期預金です。運用成績は、ひふみが損益率プラス4.3%、i8資産がプラス3.0%、定期預金は0%(まだ1年経っていない)です。国民年金連合会に支払う手数料(加入時と毎月)と、信託銀行に支払う毎月の手数料を差し引いても、プラス5円です。(運営管理機関のSBI証券は、口座開設時も毎月も、手数料がかかりません。)
おっと、今の掛金配分は3つにしていますが、1番はじめに操作ミスをして買うつもりのない商品を買っていました。現時点で損益率マイナス1.4%の商品があります。額にして、28円のマイナス。年金保険の元本確保商品で、5年が満期です。年金保険は、元本確保商品といえども定期預金とは異なり、運用初期にスイッチング(預け替え)をするとマイナスが確定してしまいますので、現在はマイナス表示されています。もちろん、5年後には元本に保証利回りがプラスされた額になるのですが、資産状況でマイナス表示なのを見ると、ドキッとします。利回りも低いので、損益がマイナスでなくなったら、直ちにスイッチング予定です。まあ、「直ちに」といっても、次にログイン画面を見るのは多分年末ですが。
1番はじめの操作ミスが何なのか、気になりますか。もし、あなたもSBI証券でイデコを始めるつもりなら、参考になるかもしれませんね。
SBI証券でイデコの口座を開設すると、最初の掛金は全額定期預金に振り向けられます。その後、SBI証券のサイトにログインして、自分がどの商品を何割買うのか、掛金割合を指定します。
どうやら手際は、掛金配分割合を指定するときに、端数(残額)指定に定期預金を指定し忘れ、意図せず、画面上で初期設定になっていた年金保険を選んでしまったようです。2度目のログイン時に気が付き、端数指定を定期預金に変更しました。
年金保険が初期設定にされているのは、元本確保商品で、以前はもっと利回りが良かったからだろうと察せられます。もともと加入している人のことを考えたら、商品の順序を入れ替えるのは、かえって操作ミスを誘うであろうことも理由かもしれません。
けれどもこの年金保険、現在は保証利回りも下がり、1年ものの「あおぞらDC定期預金」を下回る上に、5年満期。自分のミスとはいえ、マイナス表示を見るとがっかりします。たとえ、マイナス額が28円で、時間がたてばそのマイナスが解消されると理屈ではわかっていても、です。
もちろん、元本が保証されない商品のマイナスは覚悟しています。けれども、意図しない商品を買ってしまうと、少しのマイナスでも気になります。
あなたは、手際のようなうっかり者ではないでしょうが、どうぞ他山の石として下さい。

(老後安心家計を目指します。)
では、SBI証券でイデコを申し込むことにしたあなたへ。注意事項の簡単4ステップです。
ステップ1 ログインする。
SBI証券から口座開設完了通知がきたら、初回のログインをします。パスワード設定を初期パスワードから変更する必要があるので、なるべく早くログインします。何で運用するかは決めていなくても問題ありません。定期預金に入っているので、元本は確保されています。
ステップ2 掛金配分を指定する。
定期預金での運用を考えているなら、定期預金の中から選びます。
定期預金以外となると、選ぶのにかなり迷うかもしれません。何しろ、SBI証券は運用商品がたくさんあります。気になる商品は、クリックすれば詳しい説明が別ウィンドウで読めますから、じっくり選んでください。楽しいですよね。
運用期間中、掛金の配分はいつでも変えられますし、スイッチング(預け替え)もできますから、安心して掛金の配分を決めてください。変更が反映されるタイミングは、加入者サイトで確認できます。
ステップ3 自分の指定した掛金配分を確認する。
掛金配分を指定したら、必ず画面上で確認しましょう。手際は、確認を怠って自分の考えていたのとは違う商品を買ってしまいました。
確認さえすれば、もし、違う商品を選んでいても、その場ですぐに訂正ができます。
ステップ4 たまには、運用資産状況を確認する。
掛金配分を指定・変更したときは、資産状況を確認することをおすすめします。手際は、その時に自分のミスに気づきました。
普段は、気が向いたときに新聞のオープン基準価格欄でチェックする程度で十分です。基準価格が変動する商品での運用は、あまり頻繁に資産状況を確認すると、スイッチング(預け替え)をしたくなる可能性が高いからです。イデコは、ドルコスト平均法を味方につける積立式の運用方法です。たとえ値下がり局面になっても、税金還付分を利益と考えて、どっしりと構えていましょう。(手際は、ただほったらかしているだけですが。)
とはいえ、リバランス(掛金配分の見直し)を検討するため、少なくとも年に1度は運用資産状況の確認をおすすめします。
最後に、投資は自己責任です。(もちろん、手際のしでかした操作ミスも自己責任です。)
正直、手際は、年齢(イデコの運用期間)からしても、性格からしても、リスク商品にあまり向いているタイプではありません。どのくらいのリターン(運用利益)で良しとするか、現在、考え中です。
強気にせよ弱気にせよ、あなたも、自分にあった運用プランが見つかるといいですね。
【関連記事】
SBI証券でiDeCo(イデコ)を8ヶ月運用。成績を確かめました。はこちらからどうぞ。

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何でも簡単に済ませたい手際ですから、イデコを始めるにあたって、当初、給与振込口座の銀行に資料請求していました。そんな手際がSBI証券に決めた理由は、手数料の安さと「ひふみ年金」を取り扱っていることの2つです。もちろん、給与振込口座から掛金が自動引き落としされることは確かめました。
イデコについては、こちらをどうぞ。
「ひふみ年金」を買おうと決意したのは、テレビ「カンブリア宮殿」で「ひふみ投信」が紹介されているのを見たからで0す。「ひふみ投信」のサイトを見てみると、そこにイデコ用商品の「ひふみ年金」が載っていて、販売会社がSBI証券だった、というわけです。
(参考:カンブリア宮殿)http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2017/0216/
(参考:ひふみ年金)https://www.rheos.jp/nenkin/
現在は、「ひふみ年金」、「iFree8資産バランス」、「あおぞらDC定期(1年)」の3つでイデコの掛金を運用しています。運用割合は、ひふみとi8資産が45%ずつ、残り10%が定期預金です。運用成績は、ひふみが損益率プラス4.3%、i8資産がプラス3.0%、定期預金は0%(まだ1年経っていない)です。国民年金連合会に支払う手数料(加入時と毎月)と、信託銀行に支払う毎月の手数料を差し引いても、プラス5円です。(運営管理機関のSBI証券は、口座開設時も毎月も、手数料がかかりません。)
おっと、今の掛金配分は3つにしていますが、1番はじめに操作ミスをして買うつもりのない商品を買っていました。現時点で損益率マイナス1.4%の商品があります。額にして、28円のマイナス。年金保険の元本確保商品で、5年が満期です。年金保険は、元本確保商品といえども定期預金とは異なり、運用初期にスイッチング(預け替え)をするとマイナスが確定してしまいますので、現在はマイナス表示されています。もちろん、5年後には元本に保証利回りがプラスされた額になるのですが、資産状況でマイナス表示なのを見ると、ドキッとします。利回りも低いので、損益がマイナスでなくなったら、直ちにスイッチング予定です。まあ、「直ちに」といっても、次にログイン画面を見るのは多分年末ですが。
1番はじめの操作ミスが何なのか、気になりますか。もし、あなたもSBI証券でイデコを始めるつもりなら、参考になるかもしれませんね。
SBI証券でイデコの口座を開設すると、最初の掛金は全額定期預金に振り向けられます。その後、SBI証券のサイトにログインして、自分がどの商品を何割買うのか、掛金割合を指定します。
どうやら手際は、掛金配分割合を指定するときに、端数(残額)指定に定期預金を指定し忘れ、意図せず、画面上で初期設定になっていた年金保険を選んでしまったようです。2度目のログイン時に気が付き、端数指定を定期預金に変更しました。
年金保険が初期設定にされているのは、元本確保商品で、以前はもっと利回りが良かったからだろうと察せられます。もともと加入している人のことを考えたら、商品の順序を入れ替えるのは、かえって操作ミスを誘うであろうことも理由かもしれません。
けれどもこの年金保険、現在は保証利回りも下がり、1年ものの「あおぞらDC定期預金」を下回る上に、5年満期。自分のミスとはいえ、マイナス表示を見るとがっかりします。たとえ、マイナス額が28円で、時間がたてばそのマイナスが解消されると理屈ではわかっていても、です。
もちろん、元本が保証されない商品のマイナスは覚悟しています。けれども、意図しない商品を買ってしまうと、少しのマイナスでも気になります。
あなたは、手際のようなうっかり者ではないでしょうが、どうぞ他山の石として下さい。

(老後安心家計を目指します。)
では、SBI証券でイデコを申し込むことにしたあなたへ。注意事項の簡単4ステップです。
ステップ1 ログインする。
SBI証券から口座開設完了通知がきたら、初回のログインをします。パスワード設定を初期パスワードから変更する必要があるので、なるべく早くログインします。何で運用するかは決めていなくても問題ありません。定期預金に入っているので、元本は確保されています。
ステップ2 掛金配分を指定する。
定期預金での運用を考えているなら、定期預金の中から選びます。
定期預金以外となると、選ぶのにかなり迷うかもしれません。何しろ、SBI証券は運用商品がたくさんあります。気になる商品は、クリックすれば詳しい説明が別ウィンドウで読めますから、じっくり選んでください。楽しいですよね。
運用期間中、掛金の配分はいつでも変えられますし、スイッチング(預け替え)もできますから、安心して掛金の配分を決めてください。変更が反映されるタイミングは、加入者サイトで確認できます。
ステップ3 自分の指定した掛金配分を確認する。
掛金配分を指定したら、必ず画面上で確認しましょう。手際は、確認を怠って自分の考えていたのとは違う商品を買ってしまいました。
確認さえすれば、もし、違う商品を選んでいても、その場ですぐに訂正ができます。
ステップ4 たまには、運用資産状況を確認する。
掛金配分を指定・変更したときは、資産状況を確認することをおすすめします。手際は、その時に自分のミスに気づきました。
普段は、気が向いたときに新聞のオープン基準価格欄でチェックする程度で十分です。基準価格が変動する商品での運用は、あまり頻繁に資産状況を確認すると、スイッチング(預け替え)をしたくなる可能性が高いからです。イデコは、ドルコスト平均法を味方につける積立式の運用方法です。たとえ値下がり局面になっても、税金還付分を利益と考えて、どっしりと構えていましょう。(手際は、ただほったらかしているだけですが。)
とはいえ、リバランス(掛金配分の見直し)を検討するため、少なくとも年に1度は運用資産状況の確認をおすすめします。
最後に、投資は自己責任です。(もちろん、手際のしでかした操作ミスも自己責任です。)
正直、手際は、年齢(イデコの運用期間)からしても、性格からしても、リスク商品にあまり向いているタイプではありません。どのくらいのリターン(運用利益)で良しとするか、現在、考え中です。
強気にせよ弱気にせよ、あなたも、自分にあった運用プランが見つかるといいですね。
【関連記事】
SBI証券でiDeCo(イデコ)を8ヶ月運用。成績を確かめました。はこちらからどうぞ。

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