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続・中小企業の人材育成内製化。社内読書会で1冊読了です。

 社内読書会を毎朝30分開いていましたが、しばらく前に1冊読了しました。
 この社内読書会、本は当日ファシリテーター(進行役)が音読するから、事前に本を読む必要なし(ファシリテーター自身も当日始めて音読)、まとめた文書の配布もなし。とにかく毎朝30分間、集まって本を読み、仕事に活かせることを話す、という読書会でした。事前の準備が全く必要ないので、気の向いたときにいつでも参加できる読書会です。
 1冊読み切る間に、本社勤務の社員26人中、1度だけの参加者も含め11人の参加がありました。参加率は42.3%。早朝なこともあり、参加者0人も覚悟していた手際にとって、嬉しい誤算でした。
 
 読んでいた本は『トヨタ 仕事の基本大全』(株)OJTソリューションズ著です。


 
 「哲学」以降は1日に読む節を増やして、少しペースアップして読みました。1冊全部を音読するのは、子供に読み聞かせをしていたとき以来のこと。変わった人名が出てくると、急にたどたどしくなるのもご愛敬です。
 社内読書会が終了した今では、本に出てきたトヨタ用語が社内用語化するほど定着してきています。

 読書会の様子は、途中、ポジティブファーストチャレンジのレポートでも触れましたが、手際にとって、部門の違う人と交流出来たことが1番の収穫でした。
 読書会をきっかけに、別部門の同僚の困りごとがわかり、新しいパッケージソフトを購入しました。業務の合間に設定して、運用開始。「改善」です。

 秋から初冬は、毎朝、会社周辺の歩道・道路の落ち葉掃きをしていることもあり、読書会は1冊読了でいったん終了です。

 そうそう、ほかにも収穫がありました。 
 
 新人研修に、テキストとDVDでビジネスマナーや仕事の心構えを読書会形式にて実施しています。こちらは、就業時間内で給料がきちんと支払われる研修です。手際は、はじめにほんの少しサポートしただけです。
 会社としては初の試みなので、楽しみです。

本の世界
 (社内読書会、おすすめです。)

 では、終わりにもう一度、社内読書会の簡単4ステップです。

ステップ1 本を選ぶ。

 本選びが1番楽しく、また、難しいところです。いい本はたくさんありますから、とても迷いました。
 まだ他にも社内読書会で読みたい本があります。次の機会をうかがっている手際です。

ステップ2 会社と交渉する。

 交渉というと大げさですが、社内読書会を開くにあたっては、会場が会社ですので事前に承諾をもらいます
 ちなみに、手際の会社の最終日のサプライズゲストは、社長でした。最終日の参加を頼んでみたら、快諾でした。

ステップ3 社内に、告知・報告する。

 あまり押しつけがましくない程度に、けれども、なるべく全員の目に留まるように、告知しました。
 報告も、翌日の参加を募るために欠かしませんでした。

ステップ4 開催する。

 「案ずるより産むが易し」です。社内読書会の開催を決めたら行動あるのみ。やり方は、あなたの自由です。参加者がいれば、自然と読書が深まり、新しい発見があることは、経験者として断言できます。

 前回の記事では、詳細にファシリテーターの進行を載せてみました。もちろん、これだけが正解ではありません。自由なスタイルで、気軽に始めてみてください。

 ※前回の記事「中小企業の人材育成の内製化に。会社で読書会はどうでしょう。」もこちらからどうぞ。

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手際良子

Author:手際良子
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1968年生まれ。会社員です。総務部で総務や経理の仕事をしています。

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