ネットスーパーは時短だけじゃない。節約にも効果大な理由。
- 2017/07/29
- 05:00
ネットスーパーは時短家事・時短買い物に役立ちます(ネットスーパー時短編はこちらの記事をどうぞ)。でも、それだけではありません。節約にも効果大です。
ネットスーパーの時短効果は、自宅はもちろん、会社の休み時間や通勤時間にも買い物を済ませられるところに注目。
ネットスーパーの節約効果は、自宅で買い物がすませられるところ「だけ」に注目。
そう、手際はあえて、注文するのは自宅でだけにしています。その方が、節約に効果があるからです。
ただし、節約といっても値段が理由ではありません。どこのスーパーで買うのか、という違いでもありません。節約できるのは、注文しながら自宅にあるストック(在庫・買い置き)を確かめられるのが理由です。
たとえセールで買ったとしても、多すぎるストックは、使い切れなくて捨てることになる可能性があります。家に置くのに、場所もとります。
しかも、多すぎるストックは、単に使わなかった物やそれを買ったお金を無駄にするだけではありません。ストックを買った分だけ、手元にあるお金が減ること、もっと他のことに使えるはずのお金が、使えなくなってしまうことが問題です。ですから、たとえ悪くならない日用品や食品で日持ちするもの(缶詰・ビン詰)であっても、ストックの持ちすぎには要注意です。
例えば、いつも合計で10,000円分の多すぎるストック(在庫・買い置き)を持っているとします。これはただ単に、いつも物が10,000円分余計に家にあることを意味するのではありません。10,000円はこの先もずっと、自由に使えないお金だ、ということなのです。
その10,000円、もっと自分にとって価値のあることに使いませんか。
同じことを、ストック(在庫・買い置き)全体の金額で言いかえてみます。例えば、家にいつも食品・日用品、洋服、本、そのほか定期的に買う物が10万円分あるとします。10万円はいつも、お金ではなく物の姿をしているのです。
この10万円を、買う回数や一度に買う量を減らすことで9万円分にすることができれば、1万円は物の姿に変わることなくお金として自由に使えるのです。1万円身軽になって、安心家計に一歩近づきます。
そして、ネットスーパーで自宅にあるストックを確かめながら買い物をすると、食品・日用品の多すぎるストックを減らすことができるのです。
もちろん、まとめ買いは時短家事にも家計簿を続けるにも好都合です。買い物の回数が少なければそれだけ、買い物の時間が減り、家計簿に書く手間も少なくてすみます。
手際も、週に1度のまとめ買いです。
けれども支出(出ていくお金)を減らそうと思うのなら、くれぐれもストックすること、ストックを増やすことには慎重になってください。

(買うタイミングがわかるように、容器に輪ゴムを巻いています。)
では、ネットスーパーでストックを減らす簡単4ステップです。
ステップ1 いま家にあるストック(在庫・買い置き)が使える・食べられる状態なのかを確かめる。
食品を保管している棚・冷蔵庫、日用品を収納している棚・シンク下・洗面所・納戸・押し入れなどを総点検します。おや、冷凍庫で冷凍焼けしているお肉を発見!台所のラックに塩の買い置きが2袋も!納戸の引き出しを開けたら、液漏れしている単2乾電池が奥に転がっている!
食べられなくなったもの・使えなくなったものは、残念ですが処分するしかありません。
ステップ2 これから家に、何をいくつストック(在庫・買い置き)するかを決める。
何をいくつストックするのかは、代わりになるものがあるか、使い切るのにかかる時間、どこでも買えるのか、これら3つの条件で決めます。
(1)代わりになるものがあるか(ものの性質)。
もし使い切った時にストック(在庫・買い置き)がなかったとして、代わりになるものがあるのかどうかを考えます。例えば調味料だったら、(人によりけりですが)砂糖、しょうゆ、塩、味噌、油などは代わりのものがありません。
同じ油でも、炒め物全般・揚げ物に使うサラダオイルには代わりがありませんが、オリーブオイルだったら、万が一切らしてもサラダオイルで代用できる料理も多いはずです。
代わりになるものがなかったら、ストック候補です。
(2)使い切るのにかかる時間(使う頻度と量)。
1つ使い切るのに、どれくらいの時間がかかるのかを考えます。ステップ1で何を処分したのかも参考にします。例えば、2袋見つかった塩。いくら代わりになるものがなく、日持ちし、そして値段が高くないとはいえ、梅干しを漬けるわけでもない手際には、2袋使い切るのに相当な時間がかかります。塩2袋のストック(在庫・買い置き)は、多すぎるストックです。袋入りの1キロの塩は、容器に移し替えたあとで袋に半分残っていれば十分。たとえ心配性でも、0.5袋~1袋のストック量で安心できます。
使う場面が限られるスパイス類。手際の場合、ナツメグはハンバーグにしか使いませんし、花山椒は麻婆豆腐にしか使いません。使い切るのに時間がかかる上に、使う頻度も少ないです。使い切ってから買っても、次に使うのに十分間に合います。
1度に使う量が少なく、使う頻度も少ないものは、ストックを減らしても大丈夫です。
(3)どこでも買えるのか(買うのにかかる時間)。
ネットスーパーの取り扱いがあるものかどうか。手に入れやすいものなのか。注文してから手元に届くまでの時間がどのくらいかかるのか。ネットスーパーで買えなくても、家や職場の近くにスーパーやコンビニがあるかどうか、そこに買いに行きやすいかどうかを考えます。
また、ネットスーパーの場合、代替品(注文した商品が品切れの時に、他のものを持ってきてくれるサービス)でも構わないのかどうかにもよります。
ネットスーパーで買えるもの、代替品でも構わないもの、近所の店でも買えるものは、ストックを減らしても大丈夫です。
ステップ3 注文する(買う)タイミングがひとめ見てわかるような工夫をする。
ステップ1で、食べられなくなったもの、使えなくなったものを処分しましたので、ストック(在庫・買い置き)したものを置くスペースがすっきりしたはずです。ステップ3では、ステップ2でストックすると決めたものの定位置(いつもどこに置くか)を決めます。定位置を決めると一目でストックの有無が分かりますから、買い忘れ・買いすぎを防ぐことができます。
買うタイミングは、基本的に、ストックの定位置にものがなくなった時です。これで、いつも一定量(1本、1袋など)をストックできます。
ステップ2でストック不用と決めたもの・開封してもすぐに買う必要がないものは、今度は買うタイミングを逃さないような目印が必要です。手際は、ストックしていないものの容器に輪ゴムを巻き、残量が残り1/3~1/4くらいになったら買っています。買った時に今巻いている輪ゴムを外し、新しいものを開封したらまたその容器に輪ゴムを巻きます。
頻繁に使わないものなら完全に使い切ってから買うことにして、ストックをゼロにできます。買うタイミングは、使い切った後です。
ステップ4 年に1度、ステップ1からステップ3をする。
年末の大掃除のタイミング、梅雨に入る前のタイミング、いつでもいいのですが、年に1度くらいステップ1からステップ3をします。食べ物も日用品も好みが変わるかもしれませんし、家族構成が変わるかもしれません。生活水準を見直して、買うものを変えることもあるでしょう。ついうっかり、多すぎるストック(在庫・買い置き)を、また抱えてしまっているかもしれません。
年に1度くらい、ストックの状況が今の生活に合っているのかを確かめます。
ストック(在庫・買い置き)は、物ではなくお金そのものです。
自宅でストックを確かめながらネットスーパーの注文をすれば、あいまいな記憶に頼ることなく、確実にストックの数を減らすことができます。
ストックを減らして自由に使えるお金をつくり、あなたにとって価値あることに使いませんか。

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ネットスーパーの時短効果は、自宅はもちろん、会社の休み時間や通勤時間にも買い物を済ませられるところに注目。
ネットスーパーの節約効果は、自宅で買い物がすませられるところ「だけ」に注目。
そう、手際はあえて、注文するのは自宅でだけにしています。その方が、節約に効果があるからです。
ただし、節約といっても値段が理由ではありません。どこのスーパーで買うのか、という違いでもありません。節約できるのは、注文しながら自宅にあるストック(在庫・買い置き)を確かめられるのが理由です。
たとえセールで買ったとしても、多すぎるストックは、使い切れなくて捨てることになる可能性があります。家に置くのに、場所もとります。
しかも、多すぎるストックは、単に使わなかった物やそれを買ったお金を無駄にするだけではありません。ストックを買った分だけ、手元にあるお金が減ること、もっと他のことに使えるはずのお金が、使えなくなってしまうことが問題です。ですから、たとえ悪くならない日用品や食品で日持ちするもの(缶詰・ビン詰)であっても、ストックの持ちすぎには要注意です。
例えば、いつも合計で10,000円分の多すぎるストック(在庫・買い置き)を持っているとします。これはただ単に、いつも物が10,000円分余計に家にあることを意味するのではありません。10,000円はこの先もずっと、自由に使えないお金だ、ということなのです。
その10,000円、もっと自分にとって価値のあることに使いませんか。
同じことを、ストック(在庫・買い置き)全体の金額で言いかえてみます。例えば、家にいつも食品・日用品、洋服、本、そのほか定期的に買う物が10万円分あるとします。10万円はいつも、お金ではなく物の姿をしているのです。
この10万円を、買う回数や一度に買う量を減らすことで9万円分にすることができれば、1万円は物の姿に変わることなくお金として自由に使えるのです。1万円身軽になって、安心家計に一歩近づきます。
そして、ネットスーパーで自宅にあるストックを確かめながら買い物をすると、食品・日用品の多すぎるストックを減らすことができるのです。
もちろん、まとめ買いは時短家事にも家計簿を続けるにも好都合です。買い物の回数が少なければそれだけ、買い物の時間が減り、家計簿に書く手間も少なくてすみます。
手際も、週に1度のまとめ買いです。
けれども支出(出ていくお金)を減らそうと思うのなら、くれぐれもストックすること、ストックを増やすことには慎重になってください。

(買うタイミングがわかるように、容器に輪ゴムを巻いています。)
では、ネットスーパーでストックを減らす簡単4ステップです。
ステップ1 いま家にあるストック(在庫・買い置き)が使える・食べられる状態なのかを確かめる。
食品を保管している棚・冷蔵庫、日用品を収納している棚・シンク下・洗面所・納戸・押し入れなどを総点検します。おや、冷凍庫で冷凍焼けしているお肉を発見!台所のラックに塩の買い置きが2袋も!納戸の引き出しを開けたら、液漏れしている単2乾電池が奥に転がっている!
食べられなくなったもの・使えなくなったものは、残念ですが処分するしかありません。
ステップ2 これから家に、何をいくつストック(在庫・買い置き)するかを決める。
何をいくつストックするのかは、代わりになるものがあるか、使い切るのにかかる時間、どこでも買えるのか、これら3つの条件で決めます。
(1)代わりになるものがあるか(ものの性質)。
もし使い切った時にストック(在庫・買い置き)がなかったとして、代わりになるものがあるのかどうかを考えます。例えば調味料だったら、(人によりけりですが)砂糖、しょうゆ、塩、味噌、油などは代わりのものがありません。
同じ油でも、炒め物全般・揚げ物に使うサラダオイルには代わりがありませんが、オリーブオイルだったら、万が一切らしてもサラダオイルで代用できる料理も多いはずです。
代わりになるものがなかったら、ストック候補です。
(2)使い切るのにかかる時間(使う頻度と量)。
1つ使い切るのに、どれくらいの時間がかかるのかを考えます。ステップ1で何を処分したのかも参考にします。例えば、2袋見つかった塩。いくら代わりになるものがなく、日持ちし、そして値段が高くないとはいえ、梅干しを漬けるわけでもない手際には、2袋使い切るのに相当な時間がかかります。塩2袋のストック(在庫・買い置き)は、多すぎるストックです。袋入りの1キロの塩は、容器に移し替えたあとで袋に半分残っていれば十分。たとえ心配性でも、0.5袋~1袋のストック量で安心できます。
使う場面が限られるスパイス類。手際の場合、ナツメグはハンバーグにしか使いませんし、花山椒は麻婆豆腐にしか使いません。使い切るのに時間がかかる上に、使う頻度も少ないです。使い切ってから買っても、次に使うのに十分間に合います。
1度に使う量が少なく、使う頻度も少ないものは、ストックを減らしても大丈夫です。
(3)どこでも買えるのか(買うのにかかる時間)。
ネットスーパーの取り扱いがあるものかどうか。手に入れやすいものなのか。注文してから手元に届くまでの時間がどのくらいかかるのか。ネットスーパーで買えなくても、家や職場の近くにスーパーやコンビニがあるかどうか、そこに買いに行きやすいかどうかを考えます。
また、ネットスーパーの場合、代替品(注文した商品が品切れの時に、他のものを持ってきてくれるサービス)でも構わないのかどうかにもよります。
ネットスーパーで買えるもの、代替品でも構わないもの、近所の店でも買えるものは、ストックを減らしても大丈夫です。
ステップ3 注文する(買う)タイミングがひとめ見てわかるような工夫をする。
ステップ1で、食べられなくなったもの、使えなくなったものを処分しましたので、ストック(在庫・買い置き)したものを置くスペースがすっきりしたはずです。ステップ3では、ステップ2でストックすると決めたものの定位置(いつもどこに置くか)を決めます。定位置を決めると一目でストックの有無が分かりますから、買い忘れ・買いすぎを防ぐことができます。
買うタイミングは、基本的に、ストックの定位置にものがなくなった時です。これで、いつも一定量(1本、1袋など)をストックできます。
ステップ2でストック不用と決めたもの・開封してもすぐに買う必要がないものは、今度は買うタイミングを逃さないような目印が必要です。手際は、ストックしていないものの容器に輪ゴムを巻き、残量が残り1/3~1/4くらいになったら買っています。買った時に今巻いている輪ゴムを外し、新しいものを開封したらまたその容器に輪ゴムを巻きます。
頻繁に使わないものなら完全に使い切ってから買うことにして、ストックをゼロにできます。買うタイミングは、使い切った後です。
ステップ4 年に1度、ステップ1からステップ3をする。
年末の大掃除のタイミング、梅雨に入る前のタイミング、いつでもいいのですが、年に1度くらいステップ1からステップ3をします。食べ物も日用品も好みが変わるかもしれませんし、家族構成が変わるかもしれません。生活水準を見直して、買うものを変えることもあるでしょう。ついうっかり、多すぎるストック(在庫・買い置き)を、また抱えてしまっているかもしれません。
年に1度くらい、ストックの状況が今の生活に合っているのかを確かめます。
ストック(在庫・買い置き)は、物ではなくお金そのものです。
自宅でストックを確かめながらネットスーパーの注文をすれば、あいまいな記憶に頼ることなく、確実にストックの数を減らすことができます。
ストックを減らして自由に使えるお金をつくり、あなたにとって価値あることに使いませんか。

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