サクラ、ネクステと英頻やらないってよ。【宅浪生のランチェスター戦略2】
- 2018/02/18
- 23:55
浪人が決まったら、ほとんどの人が予備校に通うことでしょう。けれども、自宅浪人(宅浪)を選ぶ人もいることでしょう。宅浪を選んだあなたへ、ランチェスター戦略に則(のっと)った受験プランを提案します。
例えば、科目選択なら、たとえ受験できる学校の選択肢を減らすことになったとしても、勉強の範囲をできるだけ狭め、そこに勉強時間を集中させる戦略をとります。
一方、強みには予算(お金)を集中投下します。例えば、2次試験の配点が高く、かつ、実技に強みがある宅浪生なら、実技だけは独学でなく、受験指導経験がある指導者の指導を受けるという戦略です。
ランチェスター戦略については、こちらの本をどうぞ(ビジネス書です)。
さて、先週から友人のお子さんであるサクラさんの勉強をみている手際です。サクラさんは宅浪の意志が固いのです。
今週は英文法をスタートさせますが、ランチェスター戦略ですから英文法も教材を絞り込みます。
英語に苦手意識があるサクラさん。学校でフォレストをつかっていたので、フォレストとフォレストの完全準拠問題集『解いてトレーニング』(解いトレ)だけを使うことにしました。
英語はセンターだけなので、ネクステも英頻もやりません。
解いトレ、現在は版元の桐原書店で絶版となり、書店からは姿を消していることが判明。アマゾンでは中古が出品されていましたが、できれば現物の状態を確かめて買いたい手際。会社の昼休み、散歩がてら近くのブックオフをのぞいて良品を発見。910円でしたので即買いです。
手際:文法はフォレストと解いトレを使うよ。無事、買えたよ。
サクラさん:ありがとうございます。本屋さんで売っていなかったんです。
手際:ブックオフだから安く買えたし、匂いもないよ~。
サクラちゃん、英語はセンターだけだからね。文法はフォレストと解いトレだけをやるよ。14ページの基礎からじっくりコースのプランで進めるよ。
1周目はレベル1だけ。フォレストのパート1→レベル1のポイント→レベル1の演習問題、の順番だよ。今週は1章~6章を解いて、15ページのチェックシートに/を書き込んでね。
シス単も100個を終え、次の100個に移ります。先の100個で覚えきれなかった単語は一緒に繰り返し練習です。
ラジオ英会話にも取り組んでいました。リスニング対策にシャドーイングをすすめました。英語を聞いたら、すぐに自分も後追いして英語を言います。
数1は引き続きエクセルライト。計画通りにすすんでいます。
どうしても問題集の最初の1周には時間がかかってしまうので、スロースタートでだんだんと科目を増やしていきます。
そして、社会の科目を何にするかは、リサーチを続ける予定です。
本日はここまで。
それでは宅浪生のランチェスター戦略、4ステップです。
ステップ1 志望校を決める。
まず、志望校を決めます。やりたいこと、将来就きたい仕事がはっきりしていると決めやすいですね。
自分が好きなこと、他の人があまり得意ではなく自分には苦もなくできることがあれば、それがあなたの強みです。自分の強みをもとに、志望校・学部を決めます。
ステップ2 受験科目と配点を調べる。
志望校を決めたら受験科目と配点を調べます。前期・後期でも科目や配点が違います。
センターと2次の配点も確認します。
ステップ3 ランチェスター戦略を知る。
人と違うことをすることには、ためらいを覚えるかもしれません。けれど受験では、限られた時間、限られた予算(お金)を、絞り込んだ科目に集中投下する方が成果を上げやすいのです。
時間との勝負ですから、やらないことを決めるのも重要です。
ステップ4 受験科目を決める。
ステップ1で、あなたが揺るぎない志望校を決められたなら、ステップ2で調べた受験科目を、ステップ3のランチェスター戦略で絞り込みます。後期日程を念頭におくこと、センターと2次の総合点で考えることも忘れずに。
天才・秀才はともかく、普通の受験生なら、宅浪生に限らず現役生、予備校生にもランチェスター戦略はおすすめです。
ただ、現役生は学校の定期テスト(単位に直結)がありますし、予備校生もあまり大胆な戦略を予備校ですすめられることはなさそうです。
その意味で、特に宅浪生にランチェスター戦略をおすすめしています。

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例えば、科目選択なら、たとえ受験できる学校の選択肢を減らすことになったとしても、勉強の範囲をできるだけ狭め、そこに勉強時間を集中させる戦略をとります。
一方、強みには予算(お金)を集中投下します。例えば、2次試験の配点が高く、かつ、実技に強みがある宅浪生なら、実技だけは独学でなく、受験指導経験がある指導者の指導を受けるという戦略です。
ランチェスター戦略については、こちらの本をどうぞ(ビジネス書です)。
さて、先週から友人のお子さんであるサクラさんの勉強をみている手際です。サクラさんは宅浪の意志が固いのです。
今週は英文法をスタートさせますが、ランチェスター戦略ですから英文法も教材を絞り込みます。
英語に苦手意識があるサクラさん。学校でフォレストをつかっていたので、フォレストとフォレストの完全準拠問題集『解いてトレーニング』(解いトレ)だけを使うことにしました。
英語はセンターだけなので、ネクステも英頻もやりません。
解いトレ、現在は版元の桐原書店で絶版となり、書店からは姿を消していることが判明。アマゾンでは中古が出品されていましたが、できれば現物の状態を確かめて買いたい手際。会社の昼休み、散歩がてら近くのブックオフをのぞいて良品を発見。910円でしたので即買いです。
手際:文法はフォレストと解いトレを使うよ。無事、買えたよ。
サクラさん:ありがとうございます。本屋さんで売っていなかったんです。
手際:ブックオフだから安く買えたし、匂いもないよ~。
サクラちゃん、英語はセンターだけだからね。文法はフォレストと解いトレだけをやるよ。14ページの基礎からじっくりコースのプランで進めるよ。
1周目はレベル1だけ。フォレストのパート1→レベル1のポイント→レベル1の演習問題、の順番だよ。今週は1章~6章を解いて、15ページのチェックシートに/を書き込んでね。
シス単も100個を終え、次の100個に移ります。先の100個で覚えきれなかった単語は一緒に繰り返し練習です。
ラジオ英会話にも取り組んでいました。リスニング対策にシャドーイングをすすめました。英語を聞いたら、すぐに自分も後追いして英語を言います。
数1は引き続きエクセルライト。計画通りにすすんでいます。
どうしても問題集の最初の1周には時間がかかってしまうので、スロースタートでだんだんと科目を増やしていきます。
そして、社会の科目を何にするかは、リサーチを続ける予定です。
本日はここまで。
それでは宅浪生のランチェスター戦略、4ステップです。
ステップ1 志望校を決める。
まず、志望校を決めます。やりたいこと、将来就きたい仕事がはっきりしていると決めやすいですね。
自分が好きなこと、他の人があまり得意ではなく自分には苦もなくできることがあれば、それがあなたの強みです。自分の強みをもとに、志望校・学部を決めます。
ステップ2 受験科目と配点を調べる。
志望校を決めたら受験科目と配点を調べます。前期・後期でも科目や配点が違います。
センターと2次の配点も確認します。
ステップ3 ランチェスター戦略を知る。
人と違うことをすることには、ためらいを覚えるかもしれません。けれど受験では、限られた時間、限られた予算(お金)を、絞り込んだ科目に集中投下する方が成果を上げやすいのです。
時間との勝負ですから、やらないことを決めるのも重要です。
ステップ4 受験科目を決める。
ステップ1で、あなたが揺るぎない志望校を決められたなら、ステップ2で調べた受験科目を、ステップ3のランチェスター戦略で絞り込みます。後期日程を念頭におくこと、センターと2次の総合点で考えることも忘れずに。
天才・秀才はともかく、普通の受験生なら、宅浪生に限らず現役生、予備校生にもランチェスター戦略はおすすめです。
ただ、現役生は学校の定期テスト(単位に直結)がありますし、予備校生もあまり大胆な戦略を予備校ですすめられることはなさそうです。
その意味で、特に宅浪生にランチェスター戦略をおすすめしています。

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